喉枯れについて
こんにちは!
canvas音楽教室の田中里枝です!
前回のブログで少し話題にした声枯れのはなし。
一概に声枯れと言っても、たくさんの原因がありますし、
その原因も複数絡まってしまっていることがほとんどです
前回のブログはこちら↓
風邪の症状が人やその時その時で違うように
喉がれもその時々、その人の声帯によって違うのです。
しかし!風邪をひきにくい体質に体質改善するのと同じで
喉も枯れにくい喉にしていくことができるんです!
「声枯れしない喉を作るためのヴォイストレーニング」
を当教室ではレッスンしています。
歌が上手くなりたい、高い声が出るようになりたい、音楽的技法を身に付けたい
それだけがヴォイストレーニングではないんですよ。
声は枯れる時は枯れます!強いウイルスにやられてしまった時などは抗生物質一択だと思います。
ただ、風邪でもなく、体質的に声枯れしやすい人というのは、地声の発声方法に問題がある方が多いです。
以前、教室にレッスンに来てくださっていた保育士の方は、
「一ヶ月に一回は声がかすれる(声枯れする)それを繰り返していたら、高音が出なくなっていた」
と言うご相談でレッスンにいらっしゃいました。
自分も幼稚園教諭だからこそわかる、保育の現場での「声」の大事さ…
声が出なければ本当、仕事になりませんよね。
そのくらい、保育の仕事は声を酷使するのです。
訪問演奏などでお邪魔させていただくとき、
ベテランの先生ほど声がガラガラ😭なんてことも。
その保育士の方も、喉を悪く酷使している実感はとてもある、とのことで
早速レッスンに来ていただいたところ…!
本人も気づいていらっしゃらなかったのですが、まず頭の傾きがかなりあり、
顔の歪みももちろんある状態でした。
また声帯を見ると、頭が傾いているせいで声帯周りの筋肉に
私も見たことないくらいの左右差がありました。
首をちょうど背骨の位置で半分にすると、傾いている側の首が圧倒的に太いのです!
声帯周りの筋肉を均等にするための筋トレや
頭の傾きを治すために髪の毛の分け目を変えたり…(これ以外と重要なんですよ)
自分が今出している声は自分の声帯の本当の地声なのか、調べてみて
本当の地声の定着を1年かけてレッスンしたところ
1日の終わりには毎日ガサガサになっていた喉が、帰る間際もきちんと声が出る状態に…!
声帯は一生ものです。
これからもずっと付き合っていく声帯と向き合ってみる、そんなヴォイストレーニングも提案しています♩
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