Lucky Tapesのライブに行ったよという話と音楽の話

最近お知らせやらなんやらが続いていたので

本当に本当に今日は誰が得をするんだろうってくらいのたなかの小話です。

昨日11/14は

大好きな大好きなLuckyTapesのライブへ

このバンド、知ってるは知ってたし

なんとなく耳にしたこともあったけれど

ちゃんと聞いたことないまま

友人に勧められて！

そこからどハマりし始めていったLiveが

今年2月の「LuckyTapes×Five New Old」の対バン。

そこからアラバキフェスで仙台まで追っかけ

わたしのナワバリ横浜でのGreenroom

6月の雨パレとの対バンかな？

8月はロッキン！

そして11月の今回のNEW Single Release tour

今年だけで6回も聴けてる…笑笑

音楽教室の先生ぽく！

LuckyTapesを紹介するとしたら

まず基本メンバーは3人

キーボードのカイくん

ベースのケイティー

ギターのけんすけくん

そこからコーラスのUKOちゃん（実は誕生日一緒なんだ）

ホーンセクションの3人

パーカッションのぱなおさん

そしてドラムのたいきくんと

わたしが知り合ってからは9人編成でライブをしています。

まず音が厚い！当たり前なんだけれど。

このチケット代で9人編成って、みんなギャランティ貰えてる？！？！

っていうのが1番に気になっちゃいますね

（同業者のサガです）

リードボーカルであるカイくんの体調や今日の歌いたい様子に合わせてそっと寄り添いつつ花を添えるUKOちゃんのコーラス

ステージ後方から3人で賑やかしつつ本当に太く厚いサウンドで曲を賑やかにしてくれるホーンセクション

マレット一つから音のチョイスがとっても繊細で、絶対に欠かせないぱなおさんのパーカッションサウンド。

実はドラマーの三連符の取り方、好きになれないことの方が多いのに、バッチリ絶妙に取ってくれるたいきくん。

そしてさらっと構えつつもキマるとニヤッとするケイティー

（もちろん演奏もすばらしい。あのリズムを引っ張っていくのはプレッシャーあるだろうな）

そしてけんすけくんの斜に構えてそうで

実はソウルフルな演奏、本当に好きである

欲しい時に必ずくるサウンド、そしてすごくグルーヴ感を気にして周りをよく見ているし

聴いているし感じている。

クラシックでいうアンサンブルが上手い人である。

ポップスで言ったらなんて言うんだろう、グルーヴ感が強い人。

演奏も音楽に対する姿勢も大好きである

（ロッキンの時も今回も、最前でうるさい私にありがとって微笑んでくれるのも好き）

そして海くん

海くんの音楽は本当にどこか気が抜けちゃった炭酸みたいな

良い意味でルーズさがある

そのルーズさ（遊びのある部分）を9人がよく遊べるように回している

海くんは2月のFive New Oldとの対バンでも思ったけど

左側の輪状甲状筋が肥大してるのかな？

歌い方の姿勢とかもあると思うんだけど

喉の調子でライブの調子がすごく波があって不安定なんだけど

きっとそれはプロとしてはいけないのかもしれないけれど

シンガーとしてはその波すらも楽しい。

昨日のライブではボイス界では必須！の

yogiのthroat teaを飲んでいたのと

（おそらくね）

地声の低い部分くらいの音域が出づらいイメージがあったので

多分本調子じゃないのかなぁと

歌い切れるかなぁとずっと不安に思ってたんだけれども

その中でもすごく楽しんでいるのがわかって

この1年間でも海くんがすごく明るく光のさす方に向かってる感じがした。

私も喉の調子が悪いとすこぶる機嫌悪いし

すごくよくわかる。

それでも昨日は海くん楽しかったんだなぁって思ってそれですでに泣けてきた。

海くんの甲状披裂筋を鍛えたい〜とボイスコーチとしては思ってしまうのが職業病なのかもしれない

しかし今の不安定な感じも好き。

うーん難しい。

各々の「ファイナルだー！！！」って気持ちが津波のように常に寄せては返し

大きな海のような空間だった。

本当に楽しかった。

是非新曲のactorご覧ください

LuckyTapesの中で最も好きなMOOD

ライブの最後にはできたばっかりという

actorのMVをメンバーの皆さんと一緒に観ました。

メンバーと観られる

LuckyTapesが大好きで集まったみんなと一緒に観られる

こんなサプライズあるんだろうか！

みんなで見れて嬉しかった

（幼稚園児のように言ってしまってぱなおさんに突っ込まれた…年甲斐もなかった…反省）

もちろん今年見たLuckyTapesのライブの中で

1番1番楽しかった

素敵なライブをありがとう。

来年はどんなライブが見られるかな！

（LuckyTapesのInstagramより。一列目の私を探せるでしょうか）

最後にみんなで肩組んでたのも

カッコよかったな。

私も頑張らないとな！って

本当に強く強く思いました。

そしてもう一件

行こうかなーと思っていたフェス、どうしても前後のレコーディングや本番が厳しく見送ってしまったのですが

そのフェスで観ようとしていたNICO Touches the Wallsが今日解散するとの発表がありました

レコーディングが詰まってるあたりだからとか本番がつまってるあたりだからって見送ってしまったがためにもう一生見ることが叶わなくなってしまった。

音楽とは一期一会で、前述したLuckyTapesも同じ曲をやっても同じ演奏は一度もない。

それは私も同じで何度同じ曲を歌おうが

何度同じ曲を弾こうが

同じエクササイズを別のレッスンでしても

同じものは一つもない

ライフスタイルでライブに行けない時もある

だからこそ行ける時に行かないとこうやって後悔で一日何度も何度も悔しく唇噛み締めることになる

今日音楽ができることに有り難さを感じ

いつも演奏を助けてくれるたくさんの人に大きな愛と感謝を

そしてレッスンに来てくれている生徒さん

私の歌やピアノや音楽を聴いてくれるひとに大きな大きなありがとうを常に持って

音楽と向かっていかなきゃ行けないな、と強く強く思いました。

もちろん音楽だけでなく日々の全てが一期一会だから

全てに感謝とかいうと薄っぺらいから嫌だけど

噛み締めて噛み締めて毎日を過ごそうって強く強く思いました。