夏休み

こんにちは！

canvas音楽教室の田中里枝です。

すっかりブログが開いてしまいました。

夏休みもあっという間に終了！

なんだか今年の夏はとっても早かったような気がします。

今日は講師・田中の夏休みをご紹介。

と言っても、ほとんど出かけなかったんですけどね（笑）

先日こちらのブログでも紹介しましたyoutubeに音楽理論をきちんと説明しながら

クラシックギター一本で

・ベースライン

・ハーモニー

・ギターメロディ

・ビート

を演奏する！という超絶技巧の　Dr.Capitalさんと

前回はサカナクションの「新宝島」でしたので、本日は二番目にお気に入りのあいみょん「マリーゴールド」をどうぞ。（笑）

ギターリスト：古川正義さんのデュオライブへ！行ってまいりました。

日本の知られているシンガーの大体は共演したことあるよ、くらいの大物ギタリストさんです。
最近は、絢香さんのサポートをよくなさるそうで
リンクのiTunes Sessionではこれまた著名なピアニスト塩谷哲さんとの３ピースでの録音。

あの憧れの古川正義さんと握手までしてもらい、CDにサインもいただきました。

（速攻で父に自慢しました。）

そしていつお会いしても同じ温度感で流暢な関西弁のDr.Capital

この日も素晴らしい名演ばかり！

古川さんがCapitalとライブするならこれやな！って思った。と演奏したのが

PUFFYさんの「アジアの純真」

この曲は当たり前に知っている方には当たり前
作曲は奥田民生さん、作詞は井上陽水さん。
お二人とも名前を聞くだけで夏がすごい押し寄せてくるってすごい。

原曲の気怠い、ちょっとゆらゆらした感じを煮詰めて、さらにロックに「イケオジ感」で歌う古川さん。

ハイトーンの突きささり方がとんでもない。ギタリストなのに声も良いって…

それに対して、「アジアの純真」を今回初めて知ったというDr.Capital。

Aメロを完全5度でハモってきた時はどんな民族音楽になるんや！

と驚きを隠せなかったのですが

そもそもアジアってたくさんの国があるし、

そもそも歌詞も「北京 ベルリン ダブリン リベリア」って海外から始まってるし…

と、ついつい日本中心に考えてしまっていた自分を恥じたり。

アジア人ではない、Dr.Capitalから見た「アジアの純真」と古川正義さんのセッション。

これだけでもチケット代分くらいの聞き応えがありました。

お二人とも超絶技巧がすごい、と連呼している田中ですが

一体全体何がすごかったのか、というと

実は最前列で食い入るように見つめていて気がついたことが幾つか。

まず、お二人の譜面、コード進行しか書いてないし、

そもそもそれすら書いてない時もある（笑）

コードだけ決めて、あとは即興でのライブ。

二人の中で交わされるアイコンタクト、少し走る緊張感。

古川さんがリードされている曲で、Dr.Capitalがコーラスを歌っている時

ギターをぐっとお腹に押し当ててフレットを押さえている場面があり、

よくよく聴いているとおそらくそのコーラスの音を押さえて、

倍音を共鳴させて…る…！！！！！！！！！

それすらその時々の即興（思いつきとも言うかもしれない）

めちゃめちゃ感動しました…そんな芸当あんのや…

倍音とはなんぞや、とのことなんですが

倍音（ばいおん、独: Oberton、英: overtone[1]、harmonic sound[1]、harmonic overtone、harmonics）とは、楽音の音高とされる周波数に対し、2以上の整数倍の周波数を持つ音の成分。1倍の音、すなわち楽音の音高とされる成分を基音と呼ぶ。

（出典：我らがWikipedia）

どうしても今すぐ気になる！という方はどうぞ

そうなんです倍音だけで１つどころか連載物のブログが書けてしまうので

今回に限っては、音を倍にした音（ハモりの音程とか）ぐらいに思っておいてください。

今回だけですよ！！！！！

倍音ってこういうことってこのブログで読んだもん！というには

内容が薄すぎるので気になる方はお教室へお問い合わせください（笑）

まあつまりは「ギターに自分の声を響かせて、ハモりの音程がなるようにしていた。」

ということですね。私がギターに疎いからか？初めて見ました！

とにかく、二人とも超絶技巧。

その二人が楽しくセッションしている、

そしてそれの多くがインプロヴィゼーション（即興）にて行われている

音楽家としてこんなに血が騒ぐライブはありません。

本当に最高でした。

お二人は絢香さんのディナーショー（ディナーライブ？）にて共演され

あまりのフィーリングの合い方に今回のライブを急遽企画したんだとか。

二人を引き合わせてくれた絢香さんにも大きな感謝の気持ちを抱いた夏でした。

（Apple Musicでめちゃめちゃ聞くことで感謝を表現。）

あれ、夏休みの話のはずがただの音楽オタクの話で終わっちゃった（笑）